CTPから始めよう/プリスクールクラス
- 2008.10.01
CTP 絵本 とは
□ Creative Teaching Press社(CTP社)の絵本「Learn to Readシリーズ」
□ 日本では、Creative Teaching materials社(ctm社)がこの教材の価値を広く深く提唱しています。
□ 特に有名なのは、4つのカテゴリーの各、Level1,Level2,Level3から成る144冊のシリーズです。
詳細は以下より。
(さらに…)
プリスクール 東京・プレイグループ木場校-幼児英会話/英語リトミック/江東区
さて、このコラムも3回目。幼児英会話・英語教育の早期化のことや、就園準備のことについて書いていますが、
■「うちの子にはまだ早いかしら?」
という不安をお持ちのお母様も少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし、「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので、アメリカの大脳生理学の研究結果では六十ヶ月(5歳)までの経験が心身ともに後の人生を大きく左右すると提唱されています。
■子ども達はその好奇心に答えてくれる環境を求めている
一歳の情報収集時期を過ぎると二歳には自主性が芽生え好奇心の赴くままに色々な事に挑戦するようになります。
二歳を過ぎるあたりから、急に手がかかるように感じるのは、このためです。
なぜなら、子ども達はその好奇心に答えてくれる環境を求めているからです。
プリスクールは本来そういう場所であるべきです。
初めての母子分離で泣きながら通う子どもの姿にママも不安になるでしょう。
しかし泣き顔の大きな理由は恐怖におののいているという訳ではありません。
ママと離れたくないという思いです。
■二歳からの就園準備のゴールは園生活への道しるべを作る事
講師との絆を深め、成功体験を経て大好きなおもちゃや、遊びを見つけると、自信を持って進んで通ってくれるようになります。
そうして培われた自信は、お友達を思いやる気持ちや表現力を育みコミュニケーション能力へ発達します。
それらはやがて幼稚園の園生活を支えてくれます。
お友達を作るのも上手になりますし、自分は何でもやればできるんだという気持ちで通園できるからです。
二歳からの就園準備のゴールは園生活への道しるべを作る事です。
■日本語と同様に英語も言葉として理解していく
また、英語面では、幼少期は「暗記」や「文法で覚える」ことはしません。
なぜなら日本語と同様に英語も言葉として理解していくからです。
プリスクールでは日常生活やお歌そして遊びの中で自然な英語を吸収します。
よって、ご家庭でも英語に触れさせてあげる事が大切です。
なので、英語が苦手なお母様でも子供に英語の環境を作れるよう、当教室ではお手伝いしています。
英語(言葉)を理解したり話すには、つまり、どれだけの量を聞いて経験したかの時間が大きなポイントになります。
前述の通りその経験が楽しく充実したものであれば、最初の一二ヶ月、泣きながら通っていた子もやがて笑顔で通うようになります。
プリスクールでの4時間はあっという間なんですよ。
■急増するプリスクール需要 詰め込みの英語学習から「生の英語」へ
前回の記事でもふれましたが、最近プリスクールに通う子ども達が増えているのは、英語学習(単語やお歌の詰め込み)から、環境で使う“生の英語”に変わってきたからではないでしょうか?
わかりやすい例をあげると、
「お水を見て→water」
「のどが渇いたときに→I’m thirsty ! Water please」
「お水を見て→water」と言えるかよりも「のどが渇いたときに→I’m thirsty ! Water please」と言える事が本来の英語の習得目的であると言う事です。
■プリスクールは大きく分けると2種類
アメリカでプリスクールとは3~5歳児(日本の年少、年中)が通う幼児期の健全な発達を目的とした学校です。幼稚園(キンダーガーデン)は1年(年長)しかありません。
最近日本でもよく耳にするプリスクールは、その名の通り未収園児(2、3歳児)が対象になっています。
また、実は日本のプリスクールは大きく2種類に分かれるのをご存知ですか?
①英会話教室の延長上にある教室
つまり、大手や個人の英会話教室が独自に運営する低年齢(幼児)を対象とする英語教育の教室です。
②就園準備を英語の環境で行う教室
包括的なプログラムで幼児期の発達をサポートする英語環境の教室
プレイグループ木場校は後者のに属しており、また、アメリカのプリスクールやチャイルドケアセンターで実際に行われているトップシェアのプログラムを日本で実施してます。
■幼児教育の先進国アメリカプログラムが多分にわたる発達をサポート
米国経済開発委員会による定義づけによると、
「質の高いチャイルドケアとは、子どもの社会面、感情面、認識面、言語面、運動面における成長を促進するような、安全かつ教育的で刺激のある環境を提供するものである。」
とされています。
当教室が導入している全米で高いシェア・評価を得る「クリエイティブカリキュラム®」(米国ティーチング・ストラテジィズ社/国内ラーニングネットワーク社提供)は、子どもの社会面・感情面・認識面・運動面(言語面)の4つの分野の発達を目的に構成されたカリキュラムで、その発達段階に応じたプログラムや興味分野に基づく環境設定を実践するものです。
■言葉を発するのに要する時間は 2000~3000時間
通常、子どもが言葉を発するのには2000~3000時間要するといわれています。
2~3歳頃から発話が始まるのはこのためです。英語でも同じことが言えます。
リタラシーという「読み」「書き」「コミュニケーション」という言語を使いこなすスキル、つまり高度な英語力をみにつける言語面の発達にはこの2000~3000時間をより濃密で効率的な内容にする必要があります。
当プリスクールで生活する4時間は綿密なデイリープランで構成され、発達段階に合わせ効果的に英語と触れ合う特殊な技法を用いています。
それらは、社会面・感情面・認識面・運動面・言語面の各分野の発達を包括的に促進するプログラムです。
次回は当教室で実践しているプログラム「ミュージック&ムーブメントや「ムーブメント&リタラシー」第二の言語である「クリエイティブ アート」が子ども達にどのような影響をもたらすのか触れてみましょう。
(2007年 ママポン 秋号 執筆 一部改定)
■「英語教育」いつごろから始める?
英語教育の早期化が進んでいますが、「実際はいつ頃から?」というママも多いはず。
今回はそれを私自身の実体験や、子ども達の本質に迫る形で検証してみます。
まず私の結論を申し上げると、言葉を聞き始める時期はずばり赤ちゃんから!です。
そうは思ってはいるけど、「実際どうなの?」ってとこですよね?
■早期教育の大きなメリット「発音」
英語教育早期化の理由は様々ありますが、その一つが発音です。
留学時代に私は発音がよいとよくいわれました。それは、聞き取る耳がよいと言う事でもあります。
実は、日本語と英語は音の周波数がまったく違うのです。
つまり、まだ鼓膜の柔らかい時期に英語の周波数を聞き取れる耳を作ることは発音に大きなメリットをもたらすと言う事です。
とは言え私は赤ちゃんの時から英語教育を受けていた訳ではありません。
ひも解いてみると、私の幼児期に母が自分の勉強のために毎日英語のラジオを聴いていたとの事でした。
■英語の発音に関する科学的な見解 (それぞれの音の回路)
さらに、最近の研究では発音の良さに影響をあたえるものとして以下があげられています。
①学習者の母語である事
②物まね能力
③音への興味
また、特に幼少期は②物まね能力・③音への興味が非常に高く、
さらに、「一つ以上の言語を聞かせることで、それぞれの音の回路が出来上がる」と言われています。
では、発音だけではなく、実際に英語を身につけるとなると、どんな手段で英語に触れるべきなのでしょうか?
■幼児英会話は「習う事」から「環境を経て吸収するもの」へ
英語も日本語と同じくコミュニケーションツールです。
”使い方”を知っていなくてはなりません。
また、特に幼少期において使い方は、”教わる”のではなく、”経験”して学んでいくのです。
言語とは生活そして環境にとても密着しているものなのです。
最近プリスクールという言葉をよく聞くのはきっと英語は「習う事」から「環境を経て吸収するもの」
というところに保護者の意思も変わってきているからだと実感しています。
語りかけなど、環境においてお家で取り組まれていらっしゃるママも多いでしょう。
それはとても大切です、しかしその多くのママが限界を感じているのも事実です。
■子ども達がプリスクールで経験する事
プリスクールとは英語教育の専門知識を持ったネイティブティーチャーや講師たちが、1歳、2歳、3歳という生活面・知能面が大きく発達する時期に、英語の環境でクリエイティブな発想、自己表現力、社会性などを中心に子ども達の才能を最大限に伸ばすお手伝いをしている場所です。
子どもの学びは遊びと呼ばれる「活動」の中にあります。
子どもの興味をそそる環境での英語の吸収力は驚くべきものです。
活動の中ではアウトプットもごく自然に発生してきます。
英語教育の早期化に関しての「実際」はこんな具合です。
次回はプリスクールについて更に深く踏み込んでみましょう。
(2007年 ママポン 夏号 執筆)
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