プリスクール ってな~に? 「うちの子にはまだ早いかしら?」(2008年 ママポン 夏号執筆)
- 2008.08.06
さて、このコラムも3回目。幼児英会話・英語教育の早期化のことや、就園準備のことについて書いていますが、
■「うちの子にはまだ早いかしら?」
という不安をお持ちのお母様も少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし、「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので、アメリカの大脳生理学の研究結果では六十ヶ月(5歳)までの経験が心身ともに後の人生を大きく左右すると提唱されています。
■子ども達はその好奇心に答えてくれる環境を求めている
一歳の情報収集時期を過ぎると二歳には自主性が芽生え好奇心の赴くままに色々な事に挑戦するようになります。
二歳を過ぎるあたりから、急に手がかかるように感じるのは、このためです。
なぜなら、子ども達はその好奇心に答えてくれる環境を求めているからです。
プリスクールは本来そういう場所であるべきです。
初めての母子分離で泣きながら通う子どもの姿にママも不安になるでしょう。
しかし泣き顔の大きな理由は恐怖におののいているという訳ではありません。
ママと離れたくないという思いです。
■二歳からの就園準備のゴールは園生活への道しるべを作る事
講師との絆を深め、成功体験を経て大好きなおもちゃや、遊びを見つけると、自信を持って進んで通ってくれるようになります。
そうして培われた自信は、お友達を思いやる気持ちや表現力を育みコミュニケーション能力へ発達します。
それらはやがて幼稚園の園生活を支えてくれます。
お友達を作るのも上手になりますし、自分は何でもやればできるんだという気持ちで通園できるからです。
二歳からの就園準備のゴールは園生活への道しるべを作る事です。
■日本語と同様に英語も言葉として理解していく
また、英語面では、幼少期は「暗記」や「文法で覚える」ことはしません。
なぜなら日本語と同様に英語も言葉として理解していくからです。
プリスクールでは日常生活やお歌そして遊びの中で自然な英語を吸収します。
よって、ご家庭でも英語に触れさせてあげる事が大切です。
なので、英語が苦手なお母様でも子供に英語の環境を作れるよう、当教室ではお手伝いしています。
英語(言葉)を理解したり話すには、つまり、どれだけの量を聞いて経験したかの時間が大きなポイントになります。
前述の通りその経験が楽しく充実したものであれば、最初の一二ヶ月、泣きながら通っていた子もやがて笑顔で通うようになります。
プリスクールでの4時間はあっという間なんですよ。