自立っていつ始まるの?生後6か月前後の赤ちゃんのママへ
- 2021.06.30
最初の自立の分岐点は
生後6か月前後
赤ちゃんの自立っていつごろはじまるのでしょうか?もし、この記事を読んでくれているあなたの赤ちゃんが生後6カ月前後だったとしたら。最近、ちょっと離れて家のことをやっていたりすると、赤ちゃんがママを求めて泣き出したりしませんか?
「抱っこしていないと
泣くのよね。。。」
そんな声を聞くのはちょうど、赤ちゃんが生後6カ月くらいになった時が比較的多いです。
なんででしょう。実は、赤ちゃんを自立に促す最初のステージが到来しています。
今日はそんなことについて書いていきたいと思います。
産まれたばかりの赤ちゃんは
意外とベビーベットに
置いておけたのに…
生後、間もない赤ちゃんは、夜、数時間おきに目を覚まし、ママは眠れない日々が続いたかと思いますが、日中は、お腹が満たされていて、睡眠がしっかりととれていれば、意外とご機嫌よくベビーベットに置いておけたとおもいます。ところが、生後6か月を過ぎるころからそうは行かなくなります。
お腹も満たされている。お昼寝もしたばかり。
なのに、ママを求めて泣くようになることが多々あります。
ママを求めて泣く理由
そのうちの一つは、、
生後6カ月は、日常に安心をくれて、新しい経験を共にしてくれる存在が、「ママ」であるということが解りだす時期です。生後4カ月~6カ月くらいまでをかけて、赤ちゃんの目が見えるようになると言われています。なので、生後6か月ごろは腹の中にいるときから聞いているママの声と、ママの顔が一致し始めて、「この人!この人が自分にとって大切な人なんだ!」と認識できるようになってきます。
眠い時も、お腹がすいた時も、寂しい時も、退屈な時もいつもそばにいてくれるママの存在を求め、ママの気持ちをつなぎ留めておくために、「泣く」です。
人見知りや、ママじゃないとダメというのもこう言った背景が起因している可能性もあります。
抱っこをしてもらって、
気持ちが落ち着いて。
そのあとが大切
きっと赤ちゃんが泣いたら、ママは抱っこをして気持ちを落ち着かせてあげると思います。赤ちゃんにとっては、「よし!ママが近くにいてくれてる」という気持ちになります。「抱っこしてないと泣くのよね。。。」
のステージです。
大切なのは抱っこをして気持ちが落ち着いた後です。
置くと泣いてしまうからと言って、ずっと抱っこに頼ってしまうと、抱っこに依存するし、ママに依存するし(それも嬉しいですけど。。)ママから離れられなくなっていきがちです。
では、どうすればよいのでしょうか?
抱っこに頼るのではなく
一緒に遊びましょう
一緒に遊ぶといっても、いろいろあります。そとに外気浴に出かけ、いろいろ見たり、新しい空気に触れたりして気持ちをリフレッシュするのもよいでしょう。
手に取れるものを与え、握ってたり眺めてみたり。音楽をかけて体を揺らしてみたり、鏡の前に立ってみたり。
抱っこではなく、新しい刺激や体験を与えて、抱っこから解放しましょう。新しい物への興味や、探求心、積極的な活動姿勢を生み出すきっかけを作ってあげるのです。
抱っこじゃなくても大丈夫な世界を見せてあげましょう。一人遊びや、自立のきっかけを作ってあげることが出来ます。
ママへの依存が始まるこの時期。その理由の一つが解れば、実はこの時期が自立への第一歩を踏み出す時期だということが解ります。
寝返りを打つ前ならなおさら、赤ちゃんはとても退屈です。退屈を解決してくれる一番近くで信頼のおけるママを求めるのは、自然なことです。